2007/01/23  キラウエアの全容は、火山国立公園内のクレイター・リム・ロードを一周することで見ることができる。しかし、頂上付近のキラウエア・カルデラから流れる熔岩は、見ることはできなかった。溶岩はあちらこちらから噴出しているが、その場所は、山の裾野を南下していて、真っ赤な生まれたばかりの熔岩流を陸上から見るには、徒歩にてツアーに参加しなくては行けない。その行程の時間はとれないので、ここで港に戻って乗船し、島沿いに南下して、南斜面を下って太平洋に沈む溶岩流のすさまじさを船上から鑑賞した。
下の写真は、ヒロを出航してからカラパナ地区沿岸に向かい、溶岩流が太平洋の海面に至るまでの地形や船の航路を示した。


ハワイ島の中央部分。
黒い縞は、流れ出た熔岩。マウナロアから大量に流れ出た熔岩が、よく分かる。


マウナロアの規模とキラウエア。


キラウエアと南斜面


太平洋に合流する。

船からの眺望は夜になったために、溶岩流の様子はよく分かるが、海上に到達し、どのような光景になっているか、想像はしてもよく分からない。

そこでその理解を助けるために、海面に到達した瞬間の写真を、インターネットの下記ページから借用し、助けて頂いた。

http://www.alan1.net/jp/hawaii/bigisland/

カラパナ地区で太平洋に接する。

海面に達した瞬間、燃え上がるように輝きを発し、噴煙のように水蒸気が舞い上がる。


何筋も流れており、明かりをつけた灯籠船が並んでいるようだ。

望遠で捉えた。

水平線が海岸部なので、上に見える火はすべて山腹を流れる熔岩流だ。

かなりの量が、次から次へと流れ込んでいることが想像出来る。

これが休むことなく毎日続いているのだから、たいへんなエネルギーだ。

気がついたら、空から三日月が覗いていた。
次の4枚は、ビデオからスチール写真にしたもの。動きが表現できないので迫力に欠けるが、ナイトレーダーにより撮影した2枚のモノクロは、山の斜面を流れる熔岩を、より捉えることができた。