富良野・麓郷といえば倉本聰の「北の国から」で知る人ぞ知るだか、「布礼別」と聞いてすぐわかる人は、その道の通といってもいいだろう。(右の蘭参照。)

ここを訪れたのは、麓郷から富良野に出る場合、実は2つの道がある。一つは通常の道であり、他の一つは少しだけ遠回りになるが、前富良野岳の裾野にある「布礼別」「八幡」を回る経路である。

高校時代通学に使ったバスもこの双方があったが、布礼別経由八幡周りは少なかった。これまでの麓郷訪問でも走ったことがなかったので、天気も快晴であることから、大自然の眺望抜群のこの道を選んでみた。

「北の国から」で大ヒットした倉本聰は、シナリオライターと俳優養成のために「富良野塾」を開設した。そこがこの布礼別である。

1984年春、脚本家・倉本聰は若手養成のために富良野市市街から20キロ離れた西布礼別の原野4ヘクタール(12000坪)に農家の廃屋を改修して住み、塾生は自力で住居や稽古場等を建てて共同生活をしながら、倉本聰から直接学んできたが、これも今年で新入塾生の募集を終了し、2010年閉塾することになっている。

これまで富良野塾では独自のシステムで合宿生活を送りながら、脚本家や俳優を目指す若者の育成に当たってきたが、25期をもって終了する。

麓郷を過ぎると丘陵地帯にはいる。布礼別である。眺めは極めて良く、圧巻である。

いつもの我々の昼食時間になっており、あまりにもいい天気で雄大な景色が広がっているので、車を停めて、レジャーチェアを出し、ゆっくりこの景色を味わいながら食事をすることになった。

しかし予定外で昼食の準備はない。お店ももちろんない。あるものは煎餅と牛乳と家内が漬けたらっきょう、それにブドウが一房だけ。

普通では考えられないこの取り合わせなのに、新鮮な空気が手伝って、大変おいしいランチとなった。できれば昼寝も、と思ったが、富良野市内に住む級友に会うために出発することにした。

丘陵地帯を走るこの道も快適そのもの。
周囲はすべて畑作地帯だ。
上の写真は3方向をみているが、写真をクリックすると、それぞれの方向のパノラマ写真を見ることが出来る。
正面は前富良野岳(1625m) 
前富良野岳に向かって右側(南東)の丘陵地帯
前富良野岳に向かって左側(北西)の丘陵地帯。