浜頓別から稚内に向かって宗谷国道を北上する。

途中どうしても寄りたかった猿払の道の駅が見つからない。ここにしかないといわれるホタテ佃煮のおみやげを買うためだ。

名寄の姉の話では、よく目につくのですぐわかると言うことだった。確かに大きな建物があって、駐車場まで入ったのだが、きれいすぎてお店のようではないので、下車しなかったのが間違いの元になったらしい。残念無念。

引き返すかどうか迷い、いったん路上停車したが、すでに夕暮れを迎えていたことと、強風が意欲を失わせ、やむなくそのまま稚内に向かうこととなった。

宗谷岬

旅情を誘うこの地に再び立った。
日本最北端の地点である。

後方の丘をあがれば、昭和58年(1983年)に起きたあの忌まわしい大韓航空機撃墜で犠牲になった人たちの慰霊の碑もある。

コーヒーが、日本で最初に飲まれたのは稚内であると言われている。江戸幕府は北方警護の為、宗谷に東北の藩士達を派遣したが、北海道のけた外れな寒さにかなり苦労した。その対策として、幕府が藩士達に配給したのが、コーヒーである。

間宮林蔵の立像

偉大な探検家、日本人として只ひとり、世界地図に名前を残した偉業をたたえ建立した立像である。

アジア大陸とサハリン(樺太)島との間にある長さ852km、幅は南部で343km、北部で46km、最狭部は7.3kmの海峡を日本では間宮海峡と呼んでいる。

 

先端が宗谷岬のようだ。曲がりくねった海岸に沿って道もまた曲がりくねって続いている。    

記念撮影台も、折りしもの強風で、人の姿は見られなかった。

日本最北端の地の碑

宗谷岬の先端、北緯45度31分14秒にあり、文字通り日本最北端の地に建てられている。

三角錐のデザインは、北国のシンボルである北極星の一稜をモチーフにしている。

塔の中央にあるNの文字は北を、台座の円形は平和と協調を表現している。

 

風の強さが、なびく頭髪に表れている。

この時の風速計標示は、8m/s

宗谷岬から見た宗谷海峡。白波が立っていて、風の強さが伝わってくる。 西を見ると宗谷海峡に沈む落日の夕日が輝いていた。

「宗谷岬」歌碑  吉田弘作詞・船村徹作曲

流氷(りゅうひょう)とけて 春風吹いて ハマナス咲いて カモメもないて はるか沖(おき)ゆく 外国船の 煙もうれし 宗谷(そうや)の岬(みさき) 流氷とけて 春風吹いて ハマナス揺(ゆ)れる 宗谷の岬