せたな・函館方面へと南下を続ける。島牧町とせたな町の境にある茂津多トンネルのせたな町側に灯台入り口があるが住所は島牧町。

渡島半島の付け根で日本海の安全航海に尽力している茂津多岬灯台への入り口は、茂津多トンネルのために見落とすところだった。

それでも見落としそうになって、慌てて急ブレーキをかけて、少し戻ってから林道に入った。

傾斜が厳しく、標識では15度の勾配。登りはともかく下りはかなり恐怖感をあおるところであった。

茂津多岬の突端に立つ白と黒に塗られた尖り屋根の大型灯台。

平均海面から塔頂までの高さ(290m)は、日本一。灯火までだと2番目である。

これにはこんな逸話も。昭和12年の建設当時は日本一だったが、その後兵庫県に建設された灯台に抜かれて2番目に。そこで2001年に頭部を改修して今の尖り帽子をつけて日本一を奪回。

こんなところにも激しい日本一争いがあったのだ。

すれ違いも困難で急な道を上り詰め、そのまま直進すると灯台にたどり着く。

正面には、日本一の経緯と何が日本一かについて記された説明版が建てられている。せめてもの罪滅ぼしか?

この尖りの工夫で日本一を奪回した。

灯台脇の階段を上がって、展望でにつくと、眺望はさらに開けて、広い海をダイナミックに一望できる絶景が広がる。