夕食に出る。

本場のラーメンを探しに、函館駅前に行き、ラーメン屋を物色して一回り。

ものすごい風が吹き荒れていて、歩く人は見あたらない。

パーキングはがら空き。駐車して外に出るがとてもゆっくり探すどころではなく、最初に見つけたお店にはいる。

啄木の文字が、旅情を誘ってくれた。

ラーメンの本場北海道

 「ラーメンください。」と言えば、だまって塩ラーメンが出てくるほど、函館が塩味。

味噌味を考案したのは札幌の「味の三平」。「くらしの手帳」で"札幌味噌ラーメンと紹介された。

小さい頃から家で食べていたのは醤油味のラーメン。ラードなど入れて脂っこかったのはやはり寒い風土に起因?

この店のメニューも、例に漏れず、最初に塩ラーメンが載っていた。

ちょっと−、聞いてください。

このお店、席に着くとまず啄木の文字が目に入った。明日は石川啄木の墓がある立待岬にも足を運ぶ予定で、そんな話をしながらオーダー。家内は塩、私は好きな味噌。やがておいしそうに湯気を上げながら運ばれてきたものを見ると醤油と味噌。でもとにかく寒くてお腹が空いていたので、私は味噌に飛びつき、家内はしかたなく残った醤油に。せっかく函館に来て塩味の本場ラーメンが食べたかったはずなのに。家内に同情しながら食べ始まったが、そこに店長らしき人が来て、「作るのを間違えてしまいました。すぐ塩味を作りますのでそれまでそのまま食べていてください。」 やさしい家内は、「私、醤油も好きですから、これでいいです。」 互いに思いやり溢れる温かい会話を耳にして、函館の夜が、明るく温かくほのぼのとした一夜になりました。

家内は3つの味を一度に食べ比べられて大満足。漁夫の利で、お腹一杯ありついた私ももちろん大満足。残さず食べてくれた、とお店も大満足。みーんな大満足で幸せの夕食でした。パチパチパチ。

醤油味

豚骨・鶏ガラ・野菜等をじっくり煮込み、さかなダシでひかえめに仕上げたダブルスープがたまりません。               

味噌味

赤・白をはじめ厳選した味噌に野菜・肉味等14種類をブレンド。特性カラシを入れるとさらに微笑みの旨味が引き立ちます。

塩味

全国から選び抜かれた天然塩と中細の玉子入りちじれ麺が「あっさり」の中に「深みのあるうまみ」を生んでいます。          

せっかくなので、3つ並べて写真に収めました。

 

ちなみに、後から出てきた塩味ラーメンには、チャーシューと卵はのっていませんでした。