渡島(おしま)半島南部の旅も、日本海に面する松前半島から、中心都市の函館市街をぬけて、太平洋に面する亀田半島に入る。

北海道出身の私でも馴染みの少ない亀田半島は、普段は「渡島半島南東部」と表現されることが多く、あまり一般的な名称ではないが、活火山恵山の名は良く耳にする。

今日は標高618mの恵山を中心とした恵山道立自然公園の訪問だ。

恵山岬は、太平洋に突き出した形であるため、眺望が効いた観光地だ。

椴法華(とどほっけ)の名前の由来

珍しいこの名は、アイヌ語で岬の陰と言うことを意味する「トトポケ」から来ているらしい。

 

もっとも地元に立っていた看板では次のような伝説を伝えていた。

「鎌倉時代、日蓮宗の開祖日蓮大聖人は奥州から北海道へ渡り、ここに湧き出ている不思議な湯で疲れをとった。この地でしばらく滞在してから中国の唐に渡ったと言うことから唐渡(とど)法華と言われるようになった。」

トラピスチヌから恵山に向かう途中の山道で、野生と思われる白馬が草を食べているところに出会った。ここはやっぱり北海道だ。 「恵山道立自然公園」の入口にある案内板。
水無海浜温泉郷まで1.5kmの案内。 灯台が建つこの岬は、太平洋に付き出た先端だ。
露天風呂を目指す人の多いことがわかる。 道道の椴法華港線は地図でも発見できない。 先は椴法華漁港。ここで右手を山側に登り、先に見える岬の向こう側に進むと水無海浜温泉だ。