帰道の時はいつも函館本線を通っていた。寝台を利用していたので、この辺は夜間通過が多かったが、時には明るい時間もあった。

長い夜行列車からみる外の景色で印象に残っているのが、特徴ある形をしている駒ヶ岳だ。

この山が見えると大沼公園に近づいていることがわかり、大沼と小沼の間を通過する瞬間、車窓からいくらか眺める程度であった大沼公園。ここをやっと訪れる機会が持てた。

その美しさは予想を超えた。

ちょうど紅葉の真っ最中であった。どこを見ても絵になる見事な美しさに、夢中になってシャッターを押した。重たい雲が頭上に張りつめていて、やや暗かったものの、十分に堪能出来た。「虚子の道」を通り、撮影した以下の写真には何の説明も必要としない。