太平洋岸の南下を続ける。えりも岬が近づいてきた。

風は大変強く、白波が砕け散っている。この天候では誰も浜に出ているものは見かけない。

様似を走っている時だった。小刻みに続くトンネルの合間に、ふと海に目をやると、この強風の中で昆布を干している漁師を発見。

昆布の他、鮭やたこの漁師にあった。

いかにも実直そうな海の男、そしてとても美人で親近感溢れる奥さん。子どもも素直で明るかった。すごく暖かく幸せ一杯の家族の皆さんに出会いました。

この時期は沖合に出した船からの漁ではなく、夏に採った昆布の残りが、激しい波で岸に打ち上げられ、それを採集して天日に干し、採集するのだそうだ。

8・9月が最盛期で船で採るので長い。10月は、流れ着いたものを拾うので、このように長さも短いが、美味でダシが良く出る日高昆布であることには違いない。

ちなみに、日高昆布の値を決めるのは、この旭地区でとれる昆布だそうで、一番いい昆布とされる。

様似郡様似町旭にて

お近づきに記念写真から 美人の奥さん同士はすぐに仲良し 干してある昆布を持って記念撮影
脇の海辺には、打ち上げられたばかりの昆布がたくさんあった。
これを拾ってこのように干すのだそうだ。

波で見分けるシケの状態

 白波が立ち始めると8m/sec

 この状態だと12〜13m/sec

 きょうは、強い時は22〜23m/sec吹いた

 ちなみに日曜は31m/secの風が吹いたそうだ。

 

えりもはもっと強くて、車から降りられないほどと思われる。

この地区は、風の最も弱い地域である。

早速片づけのお手伝い 白波が、風の強さを物語っている。
音楽が好きという女の子とすぐに仲良しになった。 頂いた昆布のお礼を送ることを約束する。 大事そうに頂いた昆布を抱えて三度記念撮影

いつでも二人一緒で力を合わせて出来る仕事、うらやましいなあ。

 

のどかな時はオットセイがたくさんいるが、これが悪さして困るそうだ。ここでも自然との共生が課題のようだ。

 

出発してから、この風で帽子を飛ばされていたことに気がついた。戻ってみたがもちろんない。ところが後にこの方達が拾っておいてくれて、後に自分たちが採った鮭と一緒に送ってくれた。何度も何度も感謝感謝。本当にありがとう。

この優しさや親切は北海道でしか味わえないものだ。

その後集められた昆布をご夫婦で車に積み込む。