4年前、襟裳岬に向かう途中に、偶然ここで昆布を干している夫婦を見かけた。

初めて見る昆布を干している風景だった。

停車して声をかけさせてもらい、昆布の生産について伺ったところ大変親切な説明をして頂いた。

いかにも素朴な中にも、親しみと温かさが感じられて、それ以来ずっと手紙の交際が続いていた。

そこで、今回の旅を延長して、互いに元気でいることを、再会して確認することにした。

あの時の出会いと同じだった。

今回も自宅前の浜で二人で元気にこんぶを干していた。

こんな感激の再会ができるなんて、あまり考えてもいなかっただけに、最初はなかなか声にならなかった。

 

田村さん、お久しぶりです。時々電話でお聞きした声よりもずっとお元気でした。安心しました。本当に良かったです。
これからもまだまだご夫婦仲良く、元気でいてくださいね。

浜に面した自宅前で、互いの再会を喜び合いました。

 

 

隣にあるお二人の仕事の工場に案内されて、作業過程をについて詳しく説明してくださいました。

作業場には、長年使ってきた道具であることが一目でわかる年季の入った光で輝いていました。

このメモリに合わせていろいろな規格に裁断されて、保存されるそうです。

自宅前に広がる太平洋は、田村さん御夫妻の漁場です。えりも昆布はここで採集されています。田村さんは、昔は船で沖に出ていましたが、今は浜に流れ着く昆布を採集しているそうです。
昆布はこのように、かけて干したり、砂浜に広げて干します。
田村さん自宅前に広がっている漁場全景です。     左が北釧路方面、右が襟裳岬方面

身体を大切にして、またの再会を約束して、みんな笑顔でお別れしました。