前日、えりもに向かう途中で、帰りの宿泊地として、前回も泊まった「民宿翔」に電話する。

おとぎのようできれいな家、親切なママ、ポニーが遊び小さなランチ、そして夕食の盛大なジンギスカン。どれも最後の宿泊地としてふさわしかった思い出があったからだ。

電話したところ驚いた。4年前を覚えているというのだ。このような仕事だからきっと合わせているだけだと思ったが、すぐさま予約。

今回の旅行で、最も早く宿が決まった。

到着して再会の挨拶をし、ロビーに入る。

目の前のテーブルにあったものは、紛れもなく4年前に書いた私の直筆の宿泊カードであった。

内心どきっとして、まさか覚えているはずはないだろうと、一瞬懐疑の心を持ったことを深く反省しながら、室内がこれまで以上にきれいになっていることにも頭が下がった。

そのようなわけか、部屋もこの民宿で最高の部屋を用意しておいてくれた。最後の夜にふさわしい満ち足りた気分になった。心からありがとう。

これまでに、前回の旅のインターネットを見て来てくれた人が5・6人いると聞いて、うれしくなった。

全 景

まるで黄色の箱のような造りが、素朴さと明るさを放っていて、日高の牧場にあるランチのイメージだ。

屋内のカーテンは、淡いブルーとピンクに統一されていて、清潔感が漂う。

ロビーには馬の資料が並ぶ。馬主であった競走馬サラブレット「カツラギエース」の勇姿が、今も中央に飾られていた。その「カツラギエース」は今は庭に眠っている。

北海道には、おいしい食べ物がたくさんある。

鮭・にしん・ホッケ・カンカイ・ます・イカ・筋子・たらこ・・・

カニ・エビ・ウニ・ホタテ貝・ホッキ貝・シシャモ・・・

ラーメン・うどん・そば・石狩鍋・・・

昆布・海藻・海苔・・・

ジャガイモ・とうきび・アスパラ・タマネギ・豆・カボチャ・・・

メロン・ぶどう・コクア・・・

牛乳・バター・チーズ・アイス・・・

まだまだたくさんあるぞ

北海道では、どこの肉店に行っても必ずおいてある肉はジンギスカンだ。

それほど生活に溶け込んでいて、愛用されている。

私はこれが大好きだ。

子羊の肉ラムは、柔らかく、いくら食べても飽きることはなく、腹一杯食べても翌朝又欲しくなる。

夕食は待望のジンギスカンだ。

大皿に大盛りされた新鮮なジンギスカンをきょうはしゃぶしゃぶで頂くことにする。

最高の幸せ!