藤原中学校は、老朽化にともない新校舎が元校舎の前庭部分に新築された。その校舎が完成して平成23年度より使用が開始されることになり、旧校舎は取り壊されることになった。

いよいよ取り壊し作業が開始される前に、現顧問小倉教諭を通じてOB会の山口会長に連絡が入った。早速在郷の元部員に連絡が入り、作業開始で立ち入り禁止となる前日の平成23年1月9日、急遽都合のつくメンバーが集まることになった。

これはその日の記録である。

44年間、練習室として使われてきたこの部屋は準備室の掲示が残っていたが、生徒数の激減によりここも空き教室となって依頼、事実上の物置と化していた。

思い出深いレコード・雑誌や楽譜の一部が残っており、資料として回収され、廃棄を免れたのは幸いだった。

       

4階屋上に上がる階段。この扉は閉められていたままになっていた。

 

懐かしの屋上が広々と広がっていた。隣には新築された校舎。新旧の藤原中校舎が目に治まった。

5階部分の屋塔にあがる。眺望か一気に広がる。

人の入らない空間になっていたため、荒れ果てていたが、たくさんの思い出を発見できる場所でもあった。

楽譜棚
屋塔にはマーチングを始めた頃の衣装棚に、その証をしめすいくつかが寂しげに残っていた。
楽譜棚の後ろからは、第1回演奏会から第4回の演奏会案内の立て看板や舞台メイン看板に使われた数字の切り抜きが残っていた。
ここにあるものは、明日校舎の取り壊しと同時に廃棄の運命にある。楽譜棚の1台は、思い出として確保し再出発の場所に移動させることになった。

ここは地上6階に当たる頂点だ。屋根はなく、元々誰かが立ち入る所ではなかった。

本校最高位から見る眺望は最高で、見納めにあがってみた。折しも昭和54年度卒のコンサートマスターが神戸市から帰郷しており、懐かしの再開となった。

以下の写真は4階部分に該当する大屋上だ。夏の照り返し、冬の寒風すら跳ね返して練習に明け暮れた最も思い出深い場所だ。

       
右は校門付近から見た新校舎。 左は校庭から見た新校舎全景。
       平成23年(2011年)1月9日撮影