のあゆみ

このページは、第10回定期演奏会の時に同時発刊された「吹奏楽部のあゆみ」に掲載された内容から、定演に関したところを再編成し、ここに掲載しています。

「第7回定期演奏会」に関しての掲載内容より(「吹奏楽部のあゆみ」P64)

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第7回定演プロ
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マーチングにおける藤中の華麗な演技はまさに注目の的でありその人気は年々高まる一方であつたが第四回以来続いていたマーチングによるステージショーはこの回からなくなつた。

技術・内容共に向上しつつある時であり、このステージを楽しみにして来ていただいた方も多いだけに大変残念がる声が多く聞かれたが年々高まる定期演奏会の評判と同時に観客数も増加の一途をたどって入り口はもちろん通路もいっぱいになり、会場内を使ってのマーチングドリルはもはや危険であり困難と判断された。

かといってステージは大変狭く、増えつつある部員全員をステージに上げてドリルすることは不可能に近く、フォーメーションを作るどころか動くことも充分出来ないとあって、どうせ満足いく状態で出来ず不十分なものを見ていただくことしか出来ないならば、一層中止してそれに変わるような ステージを組んでは、ということで用意されたことのが、”心のふるさと”である。

第7回定演
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マーチングに匹敵するような立体構成を、ということで歌あり、絵あり、話しありと欲ばったものの演奏に合わせてこれらをまとめることは大変むずかしいことであつた。しかしそこは裏方もすべての部の先輩、気の合ったところで見事にこなすことができた。

ナレーターには第3回、第4回の定期演奏会で司会をつとめた丸山仁子さんにお願いし次のようなナレーションで始まった。

「日本の歌を代表する世界の名曲”さくらさくら”を始めとしてその美しい童謡のメロディーの数々は幼き日々の思い出とともにだれもの心に残っているものです。

ある時は母に抱かれ、ある時は仲間たちと遊びながら歌った童謡、誰もが知り、誰もが一度は口ずさんだことのある童謡、数多くの歌が創り出され、テレビなどを通じて氾濫するなかで、おじいちゃん、おばぁちゃんの時代、いやもっと古くからすたれ埋もれることもなく、かといって華々しくとりあげられるものでなく、なんとなく歌い継がれそれでいて心のかたすみには常にあり、せわしい時代にあってはこれほど心の安らぎと落ち着きは地にありましょうか。そこにはまさしく”心のふるさと”を見い出すような気がするのです。

このステージは幼き頃の郷愁もこめて、皆さんを童謡の世界へご案内いたします。」演奏された童謡の数は23曲にのぼったがその大半は1年の部員によって歌われた。さらにこのステージを楽しくしたのは何と言っても一種独特の味を持つ滝平二郎の切り絵のスライドである。

当時まだ本は出版されておらず朝日新聞の日曜版に掲載されたものを複写してスライドを作ったがその数は200枚にのぼりその中から42枚を選んで四季に並べて構成した。いかにも郷愁を漂わす美しい切り絵の数々に見とれながら目と耳を楽しませた立体構成のこのステージはマーチングに勝るも劣らぬ感銘を観客に与えることが出来た。

この定期演奏会をはさんで福井先生が長期研修に出かけており、たまにしか練習出来ない中で橋本先生がその間よく指導して下さり、さらに当日は得意のリコーダーで吹奏楽と協演していただくなど大変お世話になつた。

また第4部では始めてのステージ衣装として私服を取り入れカラフルでリラックスした、いかにもポピュラーナンバーの演奏にふさわしいステージになった。

アンケートに寄せられた感想より

 

 

○旅の途中、時間があり聴かせていただいた。家族的な暖かいムードは地方独特のいいところでもちろんですが、何よりボクにとって印象的だったのは、そのアンサンブルのテクニックの高度なことに感激しました。ひとときの旅をより素晴らしくして頂いたことを感謝します。(東京 音楽鑑賞教育振興会)

○3部の童謡の所でプログラムを見た限りではどうなるかと思いましたが・・・すばらしい手法だと思います。(東京 大学生 男)

 

このページに掲載の写真、及び記録アルバムに残っている全写真は、CDにまとめてあります。