のあゆみ

このページは、第10回定期演奏会の時に同時発刊された「吹奏楽部のあゆみ」に掲載された内容から、定演に関したところを再編成し、ここに掲載しています。

「第8回定期演奏会」に関しての掲載内容より(「吹奏楽部のあゆみ」P64)

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第8回定演プロ
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吹奏楽部結成10周年を迎えた第8回定期演奏会ではその第3部において特別のステージを設けて吹奏楽部をいろいろな角度から紹介をするような構成とした。しかも立体的な演出効果を少しでも出せるように工夫してみた。

まず演奏面では映像を安心して見ていられるように誰もが知っていて気軽に聞き流せるような懐メロを11曲集めバックミュージックとした。しかし演奏会である以上その演奏には神経を使い充分聞ける程度にまで高めるよう努力したのは当然である。

次に映像面では16ミリ映画と、103枚のスライドを使用した。いずれも吹奏楽部の実際の活動をおさめたものばかりであるので、見ているものに訴える力も大きかった。

第8回定演
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音声面ではナレーターによって解説したが、大変長くなり聞く人への変化や内容の移り変わる場面も考えて男女2人の司会を交互に使った。

また、途中昭和47年栃木会館で行われた県吹奏楽コンクールにおける優勝の発表のシーンは当時の会場の録音を直接使用し、故佐野理事長の発表の瞬間、わき上がる歓声、感涙にむせぶ声などが生々しく録音されており、録音状態は決して良くないが、その迫力に会場内は一瞬静まりかえった。

ここでのステージの概要をふり返ってみたい。最初は藤中吹奏楽部員のシンボルであり、卒業生を始め全部員が身につけている部員章が紹介されたあと10年間の歩みを演奏活動を中心にして4つの部に分けて紹介された。1部は各種コンクールへの出場や活躍の状況を中心に、2部は他のクラスには見られない特徴として学校行事への協力活動を中心に、3部は地域社会への奉仕活動を中心に、4部はこれまでの定期演奏会を中心に、それぞれの年のポスターや各場面をまじえながら紹介した。

次はこれらの演奏活動をささえてきた毎日の活動等が詳しく紹介された。練習室の入り口には部員の信条というべき次のことばが掲示されている。

○ここは本当に勉強したい人のための部屋です。

○ここは真剣に生きたい人のための部屋です。

○ここは愛することのできる人のための部屋です。

そして練習室内の様子、役員、係など運営のための組織、所有している楽譜やマーチング衣装の保管、練習方法や場所、腹筋を強くするためのトレーニング、良い合奏を作るための教則本、吹奏楽関係の教養を深めたり、各自が研究するための図書の数々、合宿やレクリェーションなど部員相互の親睦を深めるための活動等々すべてにわたって紹介された。

最後には何と言っても藤中吹奏楽部の最大の特徴であり、他の追随をまったく許さない、むしろ独壇場というべきマーチングがその発端に始まって頂点をきわめた全国大会への参加までの様子がこまかに紹介された。

この他この演奏会では何と言っても小学2年生河井玉穂ちゃんの歌声が印象に残る。真っ赤な服を着て台の上で元気いっぱい”山口さんちのツトム君”を歌うかわいらしい姿はご覧になった人の脳裏に強く焼きつけられていることだろう。

またこの演奏会では予想外の事故が起こった。第2部を終えて第3部の準備に看板を吊り上げようとしたところあの太い針金がことごとく切れて看板が落ちたのである。大変重いので用心はして取り付けていたがそれにしても予想外であった。幸い幕間でお客さんの目には触れず、部員も着替え中でステージにはいなかったためケガ人が出なかったのが幸いであった。

しかもあれだけ大きな看板が落ちたのにステージに並べてあったどの楽器にもまったくぶつかっていなかったのである。

まさにこれは奇跡に近いとしか思えなかった。真下に並べてあったトロンボーンにぶつかっていたら演奏もどうなっていたかと考えるとゾッとする。

 

このページに掲載の写真、及び記録アルバムに残っている全写真は、CDにまとめてあります。