のあゆみ

このページは、第10回定期演奏会の時に同時発刊された「吹奏楽部のあゆみ」に掲載された内容から、定演に関したところを再編成し、ここに掲載しています。

「第10回定期演奏会」に関しての掲載内容より(「吹奏楽部のあゆみ」P64)

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第10回定演プロ
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162名の大合奏。これはこの12年間の歩みを物語るにふさわしいものであった。

第10回の定期演奏会のメインイベントとして組まれたこのステージはまさに超満員の観客の心を感動させずにおかなかった。

中学校時代に過ごした1つの部を中心にしてこれほどの多くの先輩後輩が集まり心を1つにして演奏できる喜びはとても口で表現出来るものではない。同時に聞くものに対し、これほどつよく訴えたものは他に例がない。そこには単なる迫力にとどまらず、吹奏楽部に自分の青春をかたむけた一人一人の情熱と誇りがにじみ出ており、それが聞くものの共感をよびおこしたに違いない。

第10回の定期演奏会の開催にあたり、このステージの準備は1年以上も前から進められた。

第10回定演
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記念の年とは言いながらもかなり広い地域に散らばっており、卒業生の半数も参加申し込みがあれば最高と考えていたが、いざまとめてみると139名の卒業生のうち71%にあたる99名の参加が伝えられた。

しかも第1回の卒業生を始め、すべての回の卒業生が参加したのである。第10回にかける期待は観客層にも強く表れていた。例年になく入場券獲得のため問い合わせが続き、異常な人気を示していた。

それが当日は約2時間も前から前から並ぶという形となって表れ、開演10分前には券を持たないものへの入場制限をせざるを得なくなり、さらにその後会場入口ドアを閉鎖せざるを得ない状態となった。

内容についても多様であった。第1部ではトロンボーン協奏曲の全曲演奏を試みたのを始め、第2部「ヘイ・ジュード」では思いっきりリフレインによる盛り上がりを作り、第3部では定演では4年ぶりにマーチングに取り組んだ。

その練習は朝始業前に運動公園にて行われ、8時過ぎないと太陽の当たらない寒い場所で朝7時10分から歌いながら振り付けや練習が行われた。ステージの大きさはわずか8m×13mで、他に一番奥にヒナ壇が2段という狭い場所でカラーガーズも含めて総勢65名が歩くことはぶつかり合うなど困難を極めた。

さらに第4部では新しい試みが行われた。その1つはドラムセット3基による協演で、他の1つはまったく異質のエレクトーンの合奏である。

「ヤマト」にいたっては立体的な構成が行われ、8ミリ、スライド、放送による導入、そして最後には後部客席場からの巨大なヤマト前進。左右の操作室からは古代とユキが、そしてステージの2つのくす玉からは紙吹雪の中を田たれ幕がさがり、一気に盛り上がった。

最も新しい試みは最後のアンコールである。超満員のお客さんの中に入ってのエンディングは部員の自信に満ちあふれた歌と演奏で見事に成功し、観客と演奏者を一体とすることに成功した。

終演後も会場内は動き出すようすがなく余韻を楽しんでおり、まさにすばらしい音楽会った。

また今回の演奏会を支えてくれた人々に育成会の会員の方々の活動を見逃すことは出来ない。

ステージの増設の手伝いや250人に及ぶ昼食の準備、その他楽器運搬、片付け等多大のお世話になった。

頭の下がるのは卒業生によるいろいろな出し物や吊り物の準備である。毎晩遅くまで製作にとりかかり、1つ1つが完成するたびに喜び、実験で成功する度に歓声をあげ、本番での成功では抱き合って喜んだ。

また長田先生には会場のメイン看板を新調していただき、ポスター、プログラム、記念の手ぬぐいにと忙しい中をすばらしいレイアウトしていただいた。

この定期演奏会は部員やOBを始め、関係した一人一人が自分の演奏会という強い意識のもとに参加したことに大きな成功をおさめた最大の要因をみることができる。

 

 

 

アンケートに寄せられた感想より

 

 

○いまや単に藤原中の行事ということでなく、そのわくから大きく飛躍充実して町民的行事として位置づけられる様なものであろう。藤中吹奏楽部の町に及ぼす文化的、芸術的影響は有形無形はかり知れないものがあると確信している。(藤原町 社会人 男)

○藤中は栃木県の音楽の泉です。そしてこの泉が大きな音楽の湖になることを願ってやみません。(今市市 社会人 女)

○町の人達と一緒に音楽が楽しめるなんて素晴らしいことですね。(今市市 社会人 

 

このページに掲載の写真、及び記録アルバムに残っている全写真は、CDにまとめてあります。