のあゆみ

「第40回定期演奏会」

第40回定演プロ
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この記事に目を通す前に知っておいてもらいたいことがある。現部員の大活躍についてである。

藤中吹奏楽部は、今年が長い歴史の節目にあることをよく自覚し、文字通り一丸となって厳しく激しい練習に取り組んできた。その結果、県の吹奏楽コンクールにおいて久方ぶりの金賞に輝く結果を導いた。またそれにとどまらず、定演後に行われた県中央祭では、他の強豪を抑え、見事金賞に輝く偉大な成果を納めたのだ。OB諸氏にとってはもっとも大きな歓びとするところと思われるので、報告をしたい。

第40回の定演の盛り上がりは、このような現部員の活躍が土台にあった。
次に、その指導に当たった教諭の、責任感と熱い情熱があった。昨年の異動によって着任が決まってから、藤中吹奏楽部の伝統を理解し、自らその中心となって引き継いでいくことに強い決意を示し、休日も返上して積極的に指導に当たった。
さらに音楽を理解し、生徒への愛情から部活動にも並々ならぬ情熱を示す同僚教員の援助も加わって、校内における指導体制が確立した。

このページはOB向けであることから、その視点に立って定演を再考したい。

第40回定演
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今年もう一つの大きな動きには、OB会の発足がある。

現部員の活動は、その保護者で結成している育成会によって支えられている。卒業した部員の数も500名を越え、年代も我が子が部員として活動するようになっている。そこでOB達も何らかの支援をしたいという声が高まりつつあった。

ここに気運が高まり、この記念すべき年にOB会結成の話が出てきたことも自然の成り行きだった。

学校側は、定期演奏会の案内をしようにも、数が多くなり、その上住所も把握できないこともあって、難問となっていた。本来の生徒の指導に時間を割きたいとの変わったばかりの小倉先生の要望もあり、たまたま今高時代から吹奏楽部の先輩後輩として親交のあった山口君のお子さんも部員として活躍していることから、自分たちの音楽への情熱を語り合ううちに、同じ夢を追う生徒達のために何かできることかあるのではないか、との思いから、OB会結成への話が急浮上してきた。

幸い山口君が、在校当時部長をしていた時の副部長鈴木さんや仲間が近くに在住しており、すぐしたの学年の元部長の阿久津君も同じ町内であることから、話が具体化に動き出した。また3代目として指導を担当していた菊池(石井)先生もOBの一員として加わり、一挙にOB会発足の輪が広がっていった。

OB会発足に当たって、初代指導者であった福井先生からも、大きな賛同を得て、ここにOB会が具体的に誕生の運びとなった。

第39回定演を迎える年に着任した現小倉教諭であったが、自らも中学代に耳にした歴史のある 藤中の吹奏楽の指導を引き継ぐことになり、身の引き締まることを感じたと下野新聞社の取材で応えている。

このコラボによって新しい藤原中学校吹奏学部の維持運営がなされることになった。

OB会は、「陰から現役の活動を支える」を合い言葉にして、直接的・間接的な様々の支援が行われたが、その最大の事業は、なんといっても舞台作りに欠かせない「雛壇」の制作事業だろう。会館設備の「雛壇」は、すでに老朽化していたり絶対数が不足していたりして、これまでも不便を強いられていた。この機会にOBの力で「雛壇」を寄贈しようとの気運が盛り上がったことは、その苦労を知るOB達の後輩を思う純粋な発想に他ならなかった。
OB会の最大の事業はこうして具体化が進められ、多くの有志の賛同と協力を得て進められた。40年という長い歴史に置いてできた特筆すべき事業となった。
下記の写真は、当日舞台下で、演奏する吹奏楽部員や卒業生をたくましく支えているようすを捉えたものである。(第40回定期演奏会の様子はこちら)
     
ロビーに飾られた藤原中学校吹奏楽部の栄光の歴史を物語るパネル

ロビーには、藤原中学校吹奏楽部の栄光の歴史を、全ての年度において、全紙のパネルで掲示されていた。学校に長らく保管されてきたものが陽の目を浴びた。
掲示作業は、OB達の手によって遅くまでかかって進められたが、その中心は
、現役高校生の最も若きOB達だった。遠路やってくるOB達のために心を込めて飾ったものである。
それぞれの活躍が見事に伝わってきて、大変な迫力となって見るものに語りかけてくる。
それぞれのパネルの前では、立ち止まって覗き込んだり、自分の昔の勇姿を指さして語り合って歓声を上げるなど、感動の渦があちらこちらで沸き起こっていた。
一枚一枚の大きな写真は、こちらで見ることができます。

昼食の休憩時に、ロビー脇の休憩室で昔の話題に花が咲く。

左から
 樽井 久先生(2代目指導者) 
 小倉啓美君(現
新交響楽団トロンボーン奏者)
 菊池(石井)潤子先生(3代目指導者)
 
福井史志先生(初代指導者)
 
門脇賀智志君(現新日本フィルハーモニー交響楽団トロンボーン奏者)