のあゆみ

「第42回定期演奏会」

 

第42回定演プロ
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この機会でないと皆さんに紹介できない陰の大きな力を2つ紹介したい。

その一つは、ステージに特設された階段だ。
実は一昨年の第40回定演から始まる。もともと藤原町文化会館は多目的に設計されており、フロアは平坦で椅子は二階席を除き全て移動式だ。ステージは会議中心のため、奥行きは狭く、楽員が座る雛壇も設置されていなかった。

建設時の第五回定期演奏会では、部員が座る雛壇もなく、育成会の力で作成した。大きくて頑丈な雛壇だったが、しかし年一回の定演だけの使用のため、その他の期間は収納しておくことが難しい状況だった。
第九回になると特別演出のためいよいよステージが狭くなり、前にブロックや机で増設した。第10回記念定演ではやっと会館備品として組み立て式増設舞台の設置となり、以後その使用で一段落する。

その後の使用で舞台も老朽化し、第40回定演では雛壇の補強や増設が行われた。これは新しく発足したOB会山口会長がつぶやいた雛壇不足を聴いた友人がすぐさま協力を申し出て、専門の力を発揮して作成してくれた。たくさん参加してきたOB達を支え、定演成功に導いた大きな力、まさしく縁の下の力持ちとなった。
第41回では、その話を聞いた部員の保護者が、進んで作成協力を申し出てさらに補充され、さらにこんな階段もあると安全で便利なのだが、の会長のつぶやきを覚えていた同氏は、今回も昨年に引き続いて密かに階段を作成していてくれて、準備を始めた会場に運び入れてくれた。1年間、子供のためにと準備を進めてくれていた姿に、山口会長・小倉先生はその温かさに感動し、それに応えて立派な演奏会に育て上げて、その好意に応えることとなった。た。

このような協力があって、部員もOBも安心してステージに上がることが出来たわけで、ぜひ知らせておきたい美談である。

第42回定演
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二つ目に記録しておきたいのは、今年の育成会活動だ。毎年育成会は子供達のために骨身を惜しまない協力をしている。

右端の写真は、今回の演奏会の記念に、と全部員に配られたものだ。その制作はすべて育成会のお母さんたちの手によるものとのこと。お母さんたちはこの活動をするにあたって、頑張っている子供達のために手作りの記念品を作ることにしたのだ。その作業を通じてお互いの交流も深まることになったのはいうまでもない。親が子供のために何かしたい。これは親の期待や気持ちを考えたら不思議のないことで、これは子供の教育活動の中で見つけることは難しいことではない。しかし今回のこの活動にはちょっと違いを感じた。同じ活動を続ける子供をきっかけにして、親同士が繋がり、そこには学ぼうとする親たちがあり、子供達と同様に前進していこうとする前向きな親たちがあった。新たな活動を生み出していたのだ。創作活動であり、カルチャー講座でもあり、子供の活動の理解を深める活動であり、援助活動でもあり、自らも楽しむ活動でもあり、多岐に及んでいるようだ。もちろんこれらを目的として意識してやっているわけでなく、基本には子供への限りない愛情が基盤になっている。

この袋に入っていたもの

 1.子供達への感謝のメッセージカード
 2.シンボルの部員章にデザインされた手焼きのクッキー
 3.手作りのワッペン
 4.ロゴマーク入りのボールペン

それぞれの写真は別ページで紹介しておきたい。

たくさんの温かさがちりばめられた演奏会だった。それに気づき受け止めた部員たちの音楽は、心に残る感動の演奏でもあった。

いつも決して一人ではないこと、多くの愛情に支えられていることを知ったことだろう