シリーズ ハイキング  那須・朝日岳登山

1896mの朝日岳登頂成功。記念すべき一日になった。家を出るときは那須方面と聞き、曇り空にやや不安が残るが、今日も案内いただく原子夫妻に全て一任。峠の茶屋に着くと山は雲の中。我ら二人だけなら迷わずに中止を決めたはずだが、迷わずに途中まで登ってみようと言う。雲の中にぼんやり紅葉が確認できたが山は全く見えない。峰の茶屋についても天気は回復せず、景色は想像するのみ。ここで若い頃に麓から見て、その険しさから登山を断念した朝日岳が目の前にある。あと1.2kmと聴いて、単にその短さから、迷わずに挑戦してみようと言う気になった。
最初は緩やかな登山道でるんるん。「危険 この先は難路です」の看板もさして気にならずに、咲き残っているリンドウの花をカメラに収めながら進んでいくと、雲の中から突然に巨岩が出現。峰の茶屋からは朝日岳の岩峰を見上げるようにして、1799mの剣ヶ峰を巻いて進んできたがいよいよ荒々しさが迫ってきた。なるほどと思わせる恵比寿大黒岩の巨岩の下に着く。ここからアルペンルートへと突入する。途中鎖をはった急登はスリル充分。霧の中で視界はないが、雨に降られることなく、朝日岳の頂上に上り着いた。雲の中で折角の登頂気分は薄らいだが、心は征服感で満ちていた。景色は見ることができなかったが、山頂の看板を熱い想いで抱きしめた。   

コース
関谷経由那須湯本→峠の茶屋7:38→峰の茶屋8:55→朝日岳分岐10:05→ 朝日岳山頂10:26→ 峰の茶屋12:08→ 昼食12:35→ 牛ヶ首方面へ12:50煙を見た後引き返す。→ 峰の茶屋12:58下山開始→ 峠の茶屋13:51

その他の散策地
那須湯本つつじ吊り橋

足元に表れた太く大きな黄色の落書き?前を見ると点々と続く。

雲の中でも迷わないようにとの標識と聞いて、大納得。なるほどこの周りは山だ。折からの雲の中でまったくわからない。

鳥居をくぐって登山開始
   
この向こうに茶臼岳。
朝日岳の稜線がかすかに見える。
高山植物がちらほら。
峰の茶屋に近ずく。

峰の茶屋分岐点から

三斗小屋 2.9km

朝日岳 1.2km

茶臼岳 1.0km

峰の茶屋避難小屋
中でもこの温度
霧の中での雄大な景色?
       
那須では1600m位から高山植物が見られる。これは火山の噴火や風の強いことによる影響らしい。紅葉に混じってカンコウランの群生がたくさん見られた。他に冬を間近にして、咲き残っている紫のエゾリンドウが目を引いた。
             
これより登山開始。200mほど先に危険標識が待っていた。文面は「危険。この先は難路です。ここから朝日岳に至る登山道は落石や転石が多く、残雪期(6月上旬位まで)には雪渓での転落の恐れがあります。装備や体力は充分ですか? 登山には細心の注意を払い、決して無理な行動はしないようにしましょう。栃木県」
こんなことは初めてで、何となく身が引き締まる。
朝日岳の岩場に入り始める。

剣ヶ峰を巻く登山道はアルペンムード

鎖の道はスリル満点

平成17年10月10日10時26分

ついに1896m朝日岳登頂

倒れて4年半、よくぞここまで来られるようになった。

記念すべき一瞬だ。
支えてくれた原子さんご夫妻ありがとう。心から感謝しております。


頂上間近の分岐点の紅葉。
後方が朝日岳の頂上だ。
頂上にて クリックしてください。

昔、下から見上げるととても無理と考えていたこの険しい山に、どうして登頂できたのだろう。

どうしてももう一度来たい、と強く思っている。山にはそんな魅力があるらしいことを体感している。

上の写真をクリックしましょう。
 
下山初めて10分 一瞬視界が広がった。
 

峰の茶屋に戻ったときは、わずかながら霧が晴れて、山のムードに浸ることが出来た。

茶臼岳の稜線がかすかに見られた。

山の女神か山の神か
 
カラフルな山の風景
 

ジェット機か?

時々聞こえる爆音のような音。原因は噴気口から出る噴気の音が原因とか。

那須茶臼岳は活動中の山であることを実感する。

 
茶臼の火山を感じさせる噴気口の一つを確認。 しかし再び霧に阻まれて、帰路につくことにする。

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竣功したばかりの「つつじ吊り橋

 先は行き止まりの未完成だった。

 
     

平成17(2005)年10月10日