シリーズ ハイキング 田代山ドライブ

       

 出発は「田代山」の「田代湿原」見学の予定であった。昨年川俣から抜けてきたときは、福島へ抜ける林道は工事中で交通止めであったが、工事が終わって、開通したとの新聞を見て、今回に至った。

 栃木県側から田代山へ行くには、長い峠道のしかも標高1600m近くを越える峠なのだが、この後ろにある「田代山」から、ここを「田代峠」と呼ぶ。つまりここは栃木県栗山村と福島県館岩村を結ぶ田代山林道の峠である。田代山とは峠に続く峰沿いの西方約2Kmにある標高1926mの山で、付近は田代山湿原となっている。

 栃木側の道は未舗装が多かったが、整備されて道幅が十分あり、路面は安定していた。非常に走り易い。急カーブ、急勾配もなく、すいすい進む。終始視界が開け、展望がよい。周囲は山また山のロケーションだ。走り易いとはいっても、林道は林道。ガードレールが無い場所が多かった。

 峠では数日前の残雪が見られ、すでに雪の季節に入っていることがわかった。前方の視界に表れた「田代山」はすでに雪に覆われていて。登山は中止だ。車はそのまま進行して、登山口を確認して通過し、福島側館岩村に入り、湯ノ花温泉を見学して、国道352号に入った。西へ進んで、前沢の曲家を見学して、帰路についた。檜枝岐村・藤原町経由のドライブ旅行になってしまった。

コース

出発9:10→ 栗山村土呂部10:30→田代山峠12:20→田代山登山口12:35→舘岩村→檜枝岐村→ 藤原町18:00帰着

その他の散策地

舘岩村 湯ノ花温泉・前沢曲家集落(300円)・向かい側国道沿いお店で、名物赤カブ購入・田島道の駅

土呂部のキャンプ村で小休憩。人の気配は感じなかったが、空気のさわやかなのがことのほかよかった。

むかし子供たちと、栗山村でキャンプした楽ししかった思い出が頭をよぎる。

右手の山々は日光連山か?

見慣れた方向と異なることから、山の区別がつかない。北東の方向から見た女峰山らしいが?

 

林間の遠くに見える湖は川俣湖。

 

 

紅葉の山々に囲まれた雄大な絶景が続く。ここはまだ栃木県栗山村。まもなく福島との県境だ。

少しぼけてしまったが、このような中腹を走るので、景色は抜群だ。

そして県境。後方は今走ってきた栃木県。峠の標識がないので、代わって標識代わりに振り返って撮影する。

 

峠から振り返って福島県側を見ると、本来今日の目的地だった田代湿原を抱く田代山。

足元を見ると、既に降った雪が固まりとなって残っていた。

 

2kmほど下ると、小さな駐車場がある。ここが登山口だ。ちょうど下山してきた人にであったが、すでに積雪10cm以上で吹雪になっているというので、あっさりあきらめる。
かくして今日のハイキング(登山)は、ドライブへの変更に確定した。

登山口の脇には謎の「冷蔵庫」。開けてみると登山者名簿が入っていた。ここでは雪から守るのに活躍しているらしい。

 

脇を流れるせせらぎは、紅葉した落ち葉を運んで、自然の美しさに心を奪われる。

なにやら女性群は、川に降りてあわただしい動き。何を見つけたのだろう。まさかこの時期に山菜はないはずだし。

 

湯ノ花温泉には、4つの共同浴場があり、3つは混浴だ。

素朴な小屋の湯に浸かる登山客や釣り客は多く、疲れたからだを包み込み、心までほぐしてくれる、というので人気が高いらしい。

 

湯ノ花で昼食を取ろうと、やっと見つかったそば屋。中に入って待つが、数人の客にも対応がスロー。店の人は、一向に注文取りに来る様子もなく、あきらめて他を探すことにする。残念。

 

前沢集落は、文禄年間(1592〜1595)に横田城主・山内氏勝の家臣、小勝入道沢西という人が、主家が滅んだ際に移り住んだことに始まると伝えられています。

集落は、初め舘岩川近くにあったといわれ、何らかの理由で現在の位置に移動したようです。地名の由来は、集落の前に沢(川)が流れていたことからきています。(23戸のうち曲家は10戸)

 

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ふるさと公園に入ってすぐ橋を渡り、100mも進むと、左側に中門造の「曲家資料館」がある。

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中に当時のL字家が一目でわかり、馬の飼育場には農機具が陳列されている。座敷や土間は当時の面影をそのまま残している。いろりのある居間や奥座敷、中2階のような隠れ部屋があり、興味深く参観できる。

 

日本のふるさとの原風景。L字形の平面を持ち、かつて農耕馬と生活していた曲家。ふるさと公園内にある資料館では、曲家を見学し当時の生活を体験することができる。

前日に、年に一回のお祭りが終わったばかりだった。観光客用にいろいろ土地の食べ物が用意されて、振る舞われたそうだ

     残念!

懐かしい会津高原の原風景を残している。

《そば処「曲家」》 は、前沢ふるさと公園駐車場のとなりにある

そば処「曲家」は古い曲家を移設、改造したもので、趣深い雰囲気の中で、地元のそば(たていわそば)が味わえる。

すでに3時を回っている。

待ったかいがあって、「たていわそば」に巡り会えた。地元特産の赤カブの漬け物とマッチして、すごくおいしかった。

うまいものを食べることが出来てご機嫌。

 

  平成17年10月23日